2019年1月1日

日々好日(にちにちこうじつ)

日々好日(にちにちこうじつ)という言葉があります。

 

「今日は最良の一日(いちじつ)、今は無二の好機」ということです。

万人幸福の栞という書籍の中には次のように記されています。

 

(以下、引用)

今日はまたとめぐって来ない。

昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。

今日の外(ほか)に人生はない。

人の一生は、今日の連続(つづき)である。

(中略)

今日をとりにがす人は、一生をとりにがす人である。

(中略)

一日は今の一秒の集積(あつまり)である。

今を失う人は一日を失う人、そして一生を棒にふる人。

「時は金なり」と言う。

しかし、金はとりかえせる。

時は再び来ない。

(中略)

ずぼら者、ぐずつく人、これは皆「今」をとりにがす人。

光陰矢の如し。

(中略)

思い立つ日が最上の吉日である。

(引用ここまで)

 

言われてみれば、「なるほど~」当たり前のことです。
しかし、とても大切なことです。

 

1分は60秒。

1時間は3,600秒。

1日は86,400秒。

1年は31,536,000秒。

 

この1秒1秒を大切に、今年1年を過ごしたいものです。

 

大切に過ごした1秒という時を3153万6000回重ねれば、何でもできそうな気がしてワクワクします。

平成最後の元旦に、3153万6000秒の時をどのように過ごすのか、新年の抱負を掲げてみてはいかがでしょうか。