日々好日(にちにちこうじつ)という言葉があります。
「今日は最良の一日(いちじつ)、今は無二の好機」ということです。
万人幸福の栞という書籍の中には次のように記されています。
(以下、引用)
今日はまたとめぐって来ない。
昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。
今日の外(ほか)に人生はない。
人の一生は、今日の連続(つづき)である。
(中略)
今日をとりにがす人は、一生をとりにがす人である。
(中略)
一日は今の一秒の集積(あつまり)である。
今を失う人は一日を失う人、そして一生を棒にふる人。
「時は金なり」と言う。
しかし、金はとりかえせる。
時は再び来ない。
(中略)
ずぼら者、ぐずつく人、これは皆「今」をとりにがす人。
光陰矢の如し。
(中略)
思い立つ日が最上の吉日である。
(引用ここまで)
言われてみれば、「なるほど~」当たり前のことです。
しかし、とても大切なことです。
1分は60秒。
1時間は3,600秒。
1日は86,400秒。
1年は31,536,000秒。
この1秒1秒を大切に、今年1年を過ごしたいものです。
大切に過ごした1秒という時を3153万6000回重ねれば、何でもできそうな気がしてワクワクします。
平成最後の元旦に、3153万6000秒の時をどのように過ごすのか、新年の抱負を掲げてみてはいかがでしょうか。